日常生活と住宅ローンなどの金利

お金を借りて、金利分をもらうということはないでしょうが、マイナスの場合には、ゼロに近い金利が続くということになります。そうなると、今までは超低金利でも固定金利を選んできましたが、変動金利でも金利が上がる可能性を考えると選択肢になります。当分は金利が上がる心配がなさそうだからです。変動金利と固定金利は、どちらが得かということではありません。
どちらのリスクをとるかという問題です。そうなるとマイナス金利という日本の経済の歴史では体験したことのない状況ですので、リスクということでも、マイナス金利以前とは変わってきているということになります。今までが超低金利なので、今の住宅ローンなどでは、固定金利も変動金利もそれほど違いがないということでもありますが、できるだけ返済を少なくするということでは、今後このリスクをどうとるかがポイントになります。